礼拝の流れと解説
● 礼拝が始まるまで
まずは受付をします。初めてのかたには「ご来会カード」に記入をお願いしています。これは、皆さんの必要に応じてクリスマスなど諸集会の案内などを差し上げるためのものです。可能な範囲でご記入ください。
● 礼拝の始まり
10時30分になると、「前奏」が始まります。心静かにお聴きください。前奏に続いて「招詞」が読まれます。聖書の言葉から、神さまが礼拝に招いてくださっていることを聞きます。
● 讃美歌
礼拝の参加者みんなで声を合わせて歌います。上手に歌うことが目的ではなく、歌詞と伴奏の美しさに恵まれつつ、全身全霊で神を讃美することを目指します。耳を澄ませて聴いて頂いたり、歌詞を読んでいただくだけでも良いものですが、ぜひ共に歌うことにもチャレンジしてみてください。馬見労梼教会では「讃美歌21」という歌集を用いています。
● 聖書
聖書は神と人の歴史について書かれ、私たちに神の愛を教えます。旧約聖書(ヘブライ語聖書)と新約聖書(ギリシャ語聖書)あわせて66巻の書物がまとめられた1冊を教会では唯一の「正典」としています。司会者が朗読する聖書を聞いたり、司会者と会衆が交互に読みあげる「詩編交読」を行います。馬見労梼教会では「新共同訳聖書」を用いています。聖書も讃美歌も、教会に備え付けがございます。どうぞご活用ください。
● 祈り
司会者や牧師、その他奉仕の当番に当たっているものが会衆を代表して祈ります。祈りは神さまとの対話です。一方的に願い事を言うだけのものではなく、神さまが与えてくださる恵みを前に心静かに聴く時でもあります。
● 説教
朗読された聖書の御言葉を通して、神がわたしたちに示してくださっていることを聞きます。牧師が聖書の説き明かしをし、牧師を通して語られる神さまの恵みを受け取ります。宗教改革者の1人であるジャン・カルヴァンは『真の教会とは1)神の言葉が正しく説教され、かつ聞かれていること。2)聖礼典が主の制定に則って執行され、受けられていること。』と述べています。プロテスタント教会で「礼拝の中心」と言われるものの1つが説教です。
● 献金
その日、礼拝に出席できた喜びを込め、神さまへの感謝を持って献金を献げる時間があります。金額に定めはありません。それぞれの想いと信仰に照らしてお献げください。また、献金は決して強制されません。ご用意の場合には、どうぞそのまま空の献金袋を係りの者にお渡しください。
● 「恵みと分かち合い」の時
馬見労梼教会ではクリスマスなどの特別に覚える日の礼拝の中で、パンとぶどうを共に分かち合う「恵みと分かち合いの時」を行っています。これは、イエス・キリストが弟子たちと最後の食事をされた時、パンとぶどうを弟子たちに分け与えられたことを記念し、そこに覚えられるキリストの十字架を想うものです。わたしたちもキリストと同じように、全ての人に与えられた主の招きと赦し、その豊かな恵みを喜び、共に分かち合います。
● 礼拝後
だいたい1時間ほどで礼拝が終わります。礼拝後は自由に解散となりますが、諸集会を開催したり、なにも無い時には自然とお茶の時間が始まったりします。どうぞ共に参加して、恵み豊かな楽しい時をお過ごしください。
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